アメリカのヘルスケア製品大手Johnson & Johnsonは、すべての求職者に対して、同社のクレド「我が信条」への共感を証明するよう求めています

(この記事は、 Bowen Craggs社のWebサイト「Our Thinking」において2022年6月26日に公開された記事「J&J asks all job applicants to prove that they share the company's ideals」の日本語訳です)

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The Feature(特筆すべきこと)

製薬企業Johnson & Johnson(以下、J&J) は、採用情報ページに選択式の簡潔なテストを掲載しています。このテストは、求職者が求人に応募すると自動的に開始します。

採用ポータルが過去の応募内容を記録するため、求職者が複数の職種に応募する場合や、応募の完了前に何度かサイトを離れた場合も、再度テストを受ける必要はありません。

テストはシナリオに基づいた19の質問で構成され、主に「求職者がさまざまな状況下で、どのように行動するか」を尋ねています。例えば、次のような質問があります。
「自分や家族を養うためにする仕事と、自分や家族を助けながら社会に貢献できる仕事、あなたにとってどちらが、よりモチベーションがあがりますか?」

求職者が途中でテストをあきらめてしまわないように、画面下にテストの進行状況がわかるプログレスバーを表示しています。

そして、このテストの冒頭には、次のような説明があります。

「当社の従業員がこの価値観を共有することは重要です」。そして、このプロセスが「当社があなたのことを学ぶのと同じように、あなたが当社について学ぶ」良い機会になることを願っています。

The Takeaway(ここから得られる知識)

当社Bowen Craggsが先日発表した調査レポート「What the Next Generation Wants from Online Corporate Communications(次世代の人々が、企業のオンライン・コミュニケーションに求めるもの)※」でも公開しましたが、多くの若い求職者は「自分の考え方や価値観、信念を共有できる企業で働きたい」と考えていることがわかりました。

そして、企業には「一人ひとりに合わせたコミュニケーションで、求職者を受け入れることを期待している」こともわかっています。

J&Jのテストは、そのような求職者と雇用者の期待を実現するデモンストレーションであり、両者の相性をはかる相性テストだといえます。

薬やワクチンを製造するJ&Jのような企業において、社員全員が価値観を共有することは重要です。

J&Jのクレド「我が信条」には、次のような一節があります。

「我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを使用してくれる患者、医師、看護師、そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。顧客一人ひとりのニーズに応えるにあたり、我々の行うすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない」。

J&Jは価値観を共有することにより、患者の安全性に具体的な影響を与えているといえます。

しかし、価値観の共有を強調することは、製薬業界だけではなく、すべての業界にとって重要だと、Bowen Craggsは考えます。

前述の調査レポート「What the Next Generation Wants from Online Corporate Communications」では、世界中の多くの若者から「就職活動時、企業に求めること」について話を聞きました。

若い求職者の多くは「企業の価値観を、ただ公式Webサイトで述べるだけでは不十分であり、企業が本当にそれを実践していることを示す必要がある」と考えています。

価値観が合わない求職者を不合格にするJ&Jのテストは、紛れもなく「言葉だけではなく、行動で示している」ことの証しです。

ぜひJ&Jのキャリアポータルにログインして、テストをご覧ください。

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