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新卒研修の改善は「会社の改善」

2018年6月1日

第三事業部 UI開発者
宇賀 景哉

今年も当社は4月1日付けで26名の新卒新入社員を迎え、1カ月半に渡る新卒研修を経て、5月18日、無事各部門に配属されました。

私は、2017年の新卒研修から「新卒研修準備委員会」委員として、研修の進行・運営に携わってきました。また、すでに2019年度新卒研修に向けての準備も、委員会内部では始まっています。本コラムでは、これまでの研修でも生かしてきた私の人財育成に対する思いをお伝えいたします。

循環する人財育成

ミツエーリンクスの新卒研修では、ほとんどの講義の講師を社内スタッフが務めており、講師となるスタッフは半年前から準備をすすめています。

当社にはプランニング、ディレクション、UIデザイン、UI開発、品質管理、Webアナリスト、映像、音声など様々な分野におけるスペシャリストが多く在籍していますが、全てのスタッフが人財育成のプロフェッショナルというわけではありません。新卒研修だけにとどまらず人財育成を行うためには、まず人財を育成するトレーナー(講師)の育成が必要です。

新卒研修では、2名以上の講師が講義を担当

新卒研修ではその一環として、ひとつの講義の講師は、講師の経験があるスタッフとないスタッフの2名以上で担当することにしています。初めて講師を担当するスタッフは、経験者であるスタッフから半年間に渡りレクチャーを受けることで、講義を行うスキルを磨くことができます。「教える」ことも学びになりますから、講師経験者もさらなるスキルアップとなります。十分な準備期間と計画性を以って望むことで、関係者全員のスキル向上が期待できるのです。

なお、準備期間が短い場合は、資料がバージョンアップされずに古い情報のまま講義が行われることがあるかもしれません。その結果、業界的に時代の流れが速いことも手伝って、あっという間に研修は劣化します。そのまま研修の質の劣化や、人財育成の動きが停滞している状況を放置すれば、会社全体の技術力低下に直結するでしょう。逆に、新卒研修に限らず人財育成の流れが循環するような仕組みで日々トレーナーを育成していくことができれば、会社全体の改善につながります。

講師となるスタッフには通常業務があるため負担はかかりますし、人的コストは並大抵ではありませんが、しっかり力を入れた分だけ費用対効果が大きく出るというところが人財育成のおもしろいところです。新卒研修で言えば、手を抜けば抜いた分だけ配属後の活躍に影響しますし、力を入れれば入れるほど新卒社員は応えてくれます。

来年の2019年度新卒研修では、本年の新卒社員のうち何名かが講師として新卒研修の場に立っているかもしれません。

最後に

様々なツールを用意したりフローを見直したりしたとしても、最終的に生産性を上げる手段はしっかりした人財育成のほかにないと私は考えています。当社では、こだわりの新卒研修のほかにも、スキルアップイベント「テックラウンジ」が毎月実施されていますし、各部署でも日々勉強会が実施されています。新卒研修に限らず人財育成の流れが循環するような仕組みで日々トレーナーを育成していくことができれば、高いサービス品質を維持するためのひとつのポイントとなるのではないでしょうか。

また、これからミツエーリンクスに入社したいと考えているみなさま。当社では情緒がなく血の通っていない教育とは異なる、常に進化し循環する生きた人財育成を目指しながら研修の準備をしておりますので、ぜひ当社の門をたたいてみていただけるとうれしいです。

先輩スタッフによる、きめ細やかな実技指導