#75「25新卒に聞くミツエーリンクスの新卒研修パート2」
今回は25新卒に聞くミツエーリンクスの新卒研修パート2ということで、実際に新卒研修で講師を務めた方と新卒の方、二人のUI開発者をゲストにお迎えしてお話しします。

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加藤 : 皆さん、こんにちは!ミツエーリンクスの加藤です!ミツエーテックラジオは、株式会社ミツエーリンクスのスタッフが、Webデザイン、Webフロントエンドなどの、Web技術に関するニュースやツールをシェアするポッドキャストです。今回は、25新卒に聞くミツエーリンクスの新卒研修パート2です!パート1では、当社の新卒研修の全体像についてお話ししましたが、今回は開発に関することに焦点を当ててお話ししていきたいと思います。実際に研修の講師を担当した宮下さんと、今年入社された新卒の平瀬さんにゲストとして来ていただきました!よろしくお願いします!
宮下・平瀬 : よろしくお願いします!
加藤 : はい、では、まずは宮下さんから簡単に自己紹介をお願いしてもよいでしょうか?
宮下 : はい。宮下と申します。普段は、UI開発者としてWebサイトの新規構築を中心に業務をしていますが、傍ら新卒研修委員というものもやっていて、パート1でスピーカーとしてお話しされていた佐藤さんと一緒に、カリキュラムの設計であったり、研修準備から本番までの進行管理をしています。本日はよろしくお願いします!
加藤 : はい!よろしくお願いします!では続いて平瀬さん、お願いします。
平瀬 : はい!平瀬と申します。Web系の専門学校で2年間学んでいました。現在はWebサイトの運用を中心に、業務をさせていただいています。本日はよろしくお願いします!
加藤 : はい!よろしくお願いします!お二人は同じ専門学校の卒業生なんですよね?
宮下 : はい、在学期間は被ってはいないですが、そうですね!
加藤 : では、専門学校時代の話とかも少し絡めながら、お話をお聞きしていきたいと思います!
まずは、新卒研修の中で、開発に関する講義はどういうものがあるのか、宮下さんから教えていただいてもいいですか?
宮下 : はい。25新卒に聞くミツエーリンクスの新卒研修パート1では、社会人としての基礎から始まり、Webのさまざまな品質であったり、あとHTML/CSSなどの知識やツールの使い方、そして最後に実践という流れで新卒研修全体を設計しているというお話があったかなと思います。で、その中で開発に関するところを少し詳しく言うと、まずはURL、Git、HTML、CSS、JavaScript、サーバサイド技術など、開発の基盤となる技術について学んでいきます。そのあと表示パフォーマンスやアクセシビリティなど、当社が大切にしている品質についても、それ専用の講義を設けています。そしてリンター、プレコミットフック、マージリクエスト、CI、検品など、それまでの講義で学んだ品質を管理する具体的な方法についても触れていきます。あとは、その年の最新トピックについても扱っていて、最近ではAIについて取り上げたりもしました。他にもいろいろな講義があるのですが、各講義で扱う点の知識が徐々に線としてつながっていくような講義内容だったり、スケジュールを意識しています。
加藤 : はい、ありがとうございます。基礎的なところから、けっこう実践的な内容まで教えられてるんですね!ちなみに私が入社したのは10年以上前なんですけど、そのときは表示パフォーマンスとか、リンターとか、プレコミットフック、CIとかの研修はなかったんで、社内外の変化に合わせて毎年アップデートされているんだなーって思いました。
宮下 : そうですね。技術品質については会社全体で特にこだわりを持っている要素の1つなので、それを管理するための仕組みについても、研修時点で一通りレクチャーするようにはしています。講義内容をアップデートしていくと、講義を受ける側の負担も増えてしまわないかなっていう不安も、実はあったりはするんですが、現場配属後、皆さんの仕事ぶりなんかを見ていると、まぁなんか取り入れてよかったなー!って心底実感することも、とても多いですね。
加藤 : あーなるほど、いいですね。ちなみに宮下さんが担当したのはどんな講義なんですか?
宮下 : 私が担当したのは「モジュールの分解」というタイトルの講義です。ちなみにモジュールというのは、当社におけるコンポーネントやUIパターンの呼称なんですが、この講義では、まぁ座学だったり実技を通じて、モジュールの概念がなぜ必要なのかを理解するっていうところをゴールとしていました。Atomic Designなどの考え方の紹介を交えながら、単純に見た目を再現することだけが大事なのではなくて、規模の大きな開発であったり、長期的な運用を見据えたモジュールの考え方が重要だよーっていうことを伝えています。講義後には、社内における標準的な品質を満たしているか、っていう観点で簡易的なコードレビューを実施したりもしました。
加藤 : うん、なんか…すごいニッチなように見えて奥が深い講義ですね。これ、新卒研修で扱うくらいなので、当社の開発においてモジュールっていうのはけっこう大事なポイントなんですかね?
宮下 : そうですね。開発でも大事なポイントですし、情報設計、デザインといった他フェーズの計画だったり作業にも大きく関わるので、制作現場にいるスタッフは全員知っているくらい重要な概念ですね。
加藤 : うん、たしかに言われてみるとそうかもしれないですね。講義内容を考えるうえで難しかったこととか、なにか意識したポイントとかってありますか?
宮下 : そうですね。一般的なテーマのようで社内独自の用語だったり、ルールとか、あと制作フローみたいなところが関係してくるのですが、まぁそういった知識を完全にインプットできていない状態でも伝わるように抽象化して説明することが難しかったですね。
加藤 : UI開発って場合によって最適解が変わったりするので、あんまり具体的すぎることを教えると、相手が自分で考える余地がなくなってしまうし、かといって抽象的すぎると、聞いている側がピンとこなかったりするので、どこからどこまで伝えればいいか難しそうですね。
宮下 : そうですねー。
加藤 : では、実際に研修を受けた平瀬さんにもお話をお聞きしたいと思います。まず最初に専門学校でどういうことを学んできたのか、少し教えてもらってもいいですか?
平瀬 : はい!Webデザイン科というところで、HTML、CSS、JavaScriptとかフロントエンド系はもちろんなんですけど、アクセシビリティとか、データベースとか含めてけっこう幅広く全般的に学んできました。
加藤 : あ、けっこう網羅している感じなんですね!じゃあ新卒研修とか、お仕事に対する不安とかはそんなになかったって感じですかね?
平瀬 : いやーそうでもないですね!ミツエーリンクスはなんとなく、もくもくと仕事をするイメージが強かったので、困ったときについていけるかなとか、学んできたことがちゃんと実務で通用するかなっていう不安が正直ありました。
加藤 : あー、そうなんですね。ちょっと意外ですね。
平瀬 : はい。専門学校では浅く広くいろいろなことを学んできたということもあって、より深い知識が必要になったときに対応できるかなぁっていう不安ですかね。
加藤 : うん、なるほど。実際に研修を受けてみてどうでした?
平瀬 : はい。えー正直にWeb系に関しては研修中、そこそこ自分自身自信があったんですが、Gitやマークダウンだったり、検品について、思った以上に知らない知識が多かったです。品質に対しての考え方がとってもしっかりしていたので、そこはもっと勉強しないといけないなーと思いました。
加藤 : 品質っていうのは、たとえばWeb標準に準拠しているかとか、アクセシビリティとか、表示パフォーマンスとかその辺ですかね?
平瀬 : そうですね。学生の頃はとにかく作ることで精いっぱいだったんで、品質といっても見た目が整っているところぐらいしか気にしてなかったので、質について学ぶとても良いきっかけになりました。
加藤 : 見た目ももちろん品質の1つなんですけど、たしかにそれだけではないですね。これはちょっとお二人に聞いてみたかったんですけど、専門学校で学んできたことで、これは活きてるなぁとか、逆にここはちょっとギャップがあるなぁって、感じたことってありますか?
平瀬 : そうですね…Webに関する知識や技術はもちろん活きてきてるんですが、自分が一番活かせているなぁと思っているのは自主性と積極性だと思っていて、自分から行動するっていうことを2年間で学びました。一番ギャップに感じているのは、検品などルールがしっかりしていて、品質との向き合い方がとても大変だなぁと感じていますね。
加藤 : なるほど、とてもいいですね…!特に今、全社的にいろいろなことにチャレンジすることが、推奨されているので、その自主性と積極性というところは大事にしてもらいたいですね!宮下さんは、聞いていてどうですか?自分のときと比べると、なんか印象違うなぁとかあります?
宮下 : いや、私も同じようなことを思いました。新卒であっても、一定の品質を満たしたものを制作する必要がでてくるので、最初はすごーく苦労した記憶があります。逆に学生時代の経験で、一番活きているなぁと感じるのは、相手目線で考えることです。ユーザーはもちろん、お客様であったり、運用担当者の方、チームメンバーなど、いろいろな視点を持って開発を進めることって、とっても大事だと思うんですが、まぁその点では特に学生時代のいろんな経験が活きているなぁと感じますね。
加藤 : うん。なんか二人とも達観してますね!やっぱりJSのスキルが活きてますね!とかって言ってくるのかなと思ってたんですけど。まぁでも私もどちらかというと、知識そのものっていうよりは人間性とかコミュニケーションを重視するタイプなんで、とても共感できますね。あとはさっき宮下さんが会社全体で品質にこだわっているって言ってましたけど、新卒1年目から品質について考えさせることで、全社的に品質を大事にする文化が、できているのかなぁと聞いてて思いました。
加藤 : はい。ここまで今年の新卒研修についてお話を聞いてきました。最後に、少し感想をお聞きしたいんですが、まずは平瀬さんから、実際に2カ月ほど業務に参加していると思うんですけど、どうですか?
平瀬 : はい。まずはものすごい環境がいいなーと思いました。まだまだ覚えることが多くて、とっても大変なんですが、先輩が分かりやすく教えてくれるので、いろいろ吸収させてもらっています。
加藤 : なにか後輩へのアドバイスとかありますか?
平瀬 : そうですね…時間を有効に使ってほしいところですかね。勉強ももちろん大事だと思うんですけど、社会人になるといろいろなことを経験する機会がどうしても減ってしまうので、友人関係や学生のうちにしかできないことを経験しておくと、いつか仕事に活きるんじゃないかなーと思ってます。特に興味ないことに目を向けてみると、意外に勉強につながることが多いと思っていて、自分も学生の頃は、町の広告とかを制作のヒントによくしていました。
加藤 : はい、ありがとうございます!当社のような制作会社は、いろいろな業界のお客様とお仕事させていただくので、思わぬところでこれまでの経験が活きるタイミングって、やっぱりあったりするんですよね。で、それがやりがいにつながったりもするので、とてもいいアドバイスだなと思いました。では、続いて宮下さんには、来年に向けての意気込み、あればお願いします。
宮下 : はい、そうですね…開発面だと、いまのところCMSについての講義を強化したいなぁと思っています。社内で大規模サイト向けにCMSを利用する機会が増えていたり、あと直近だと、ヘッドレスCMSの導入なんかも進んでいるので、これも社内の変化に合わせて、研修内容を更新していきたいなと思っています。
加藤 : おーなるほど…!どんどん教えることが増えていって大変ですね…!
宮下 : そうですね、ほんとに…ぜひ、加藤さんも手伝ってもらえたら嬉しいです笑
加藤 : 宮下さんに言われたら断れないですね…!はい、ということで、今回は以上になります!宮下さん、平瀬さん、ありがとうございました。
最後に、ミツエーリンクスではスマートなコミュニケーションをデザインしたいUIデザイナー、UI開発者を募集しています。採用サイトではオンライン説明会やオンライン面接なども行っていますのでチェックしてみてください。
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宮下・平瀬 : ありがとうございました!