2020年版Webグローバリゼーション・レポートカードより上位10サイトを発表

(この記事は、2020年2月11日に公開された記事「The top 10 global websites from the 2020 Web Globalization Report Card」の日本語訳です。)

私が2003年にレポートカードを作り始めたのは、Webサイトのグローバリゼーションやローカリゼーションに特化したレポートカードが当時存在しなかったからです。そして正直に言って、たいていのWebサイトがまったく「グローバル」ではなかったからでもあります。10言語のサポートでも、当時のWebサイトとしてはすごいことだったのです!

今日現在に話を戻して(Webグローバリゼーション・レポートカードは第16版を数えました)、これまでに成し遂げられた進歩に私は興奮を覚えます。サポート言語数だけがWebサイトをグローバルたらしめるわけではありませんが、しかし多言語コンテンツはグローバルWebサイトに必要不可欠です。サポート言語数は重要ではあるものの、グローバル/モバイル構造、ローカリゼーションとソーシャルメディア、グローバルナビゲーションと並び、レポートカードにおける4つの主要な指標の1つに過ぎません。先進的なグローバルサイトとして認められるには、既存のベストプラクティスの数々を採用していなければなりません。

上記を大前提としたうえで、今年の上位10サイトならびにWikipediaがその頂点に立ったことをお知らせでき、私は嬉しく思います。

1位:Wikipedia 2位:Google 3位:Microsoft 4位:Nestlé 5位:Philips 6位:Cisco Systems 7位:Adobe 8位:Airbnb 9位:NIVEA 10位:Uber

自身のWebサイトを世界対応させ、同時にローカルにも成功に導いた、上位10サイトの運営者の皆様、おめでとうございます。

290以上の言語をサポートするWikipediaは、世界中の人々が真に多言語のインターネットを欲していることを、よくあらわしていると思います。

上位10サイトでほかに注目に値するポイント:

  • Webサイトの言語的リーチを倍に広げたことにより、Airbnbは上位10サイトに初めてランクインしました。
  • Nestléは、世界対応のグローバルデザインとローカリゼーションへのさらなる投資という面で、他のすべてのB2C企業をリードしています。
  • MicrosoftCisco SystemsSiemensAdobeといったテクノロジー企業は、サポート言語数やグローバルな一貫性においてリーダーシップを発揮しており、ローカリゼーションに対する投資の増加という点でも同様です。
  • NIVEAは46のサポート言語数と、それぞれの市場に対し文化的に望ましいビジュアル表現とで、他の美容・スキンケア企業をリードしています。

上位10サイトのサポート言語数の平均は81で、これは調査対象である全150サイトの平均のほぼ約3倍です。

これは、本日発行の2020年版Webグローバリゼーション・レポートカードにある要点の1つに過ぎません。今後、より多くを公開する予定です。

2020年版Webグローバリゼーション・レポートカードの表紙

2020年版Webグローバリゼーション・レポートカード

Information

書籍「グローバルWebサイト&アプリのススメ」

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」より、グローバルサイトWebサイト運用に関する記事を翻訳してお届けします。