Klarnaはタイポグラフィをどのように国際化したか

(この記事は、2022年5月27日に公開された記事「How Klarna internationalized its typography」の日本語訳です。)

Klarnaは、近頃のあらゆるeコマースサイトのチェックアウトページで見られるような、後払い決済(Buy Now Pay Later)を提供する企業です。そして驚くことではありませんが、同社は急ピッチでグローバル展開を進めています。以下に示すのは、日本向けサイトのトップページです:

Klarnaの日本向けサイトのトップページ

KlarnaのデザイナーであるFrancesco Cutolo氏は、最近Sigma Configで、同社がどのようにグローバルなフォント戦略を展開したか、またその背後にある意思決定のプロセスについて発表しました。手短に言えば、同社はシステムフォントにフォールバックさせることにしたのです。これは、Webやモバイルにおいて常に最優先すべきパフォーマンスを考えるなら、最良のアプローチだと私は考えています。そのネイティブフォントを一覧化した場面を以下に示します:

Klarnaのネイティブフォント一覧

プレゼンテーションの動画もご覧になれます、必見です!

How we internationalized our typography stack - Francesco Cutolo (Config 2022)

余談ですが、KlarnaのWebサイトはアップグレードの必要を認めます。と言うのも、グローバルゲートウェイが現在、フッターの近くに埋もれているからです。将来、記事を改めて取り上げることでしょう!

Klarnaのグローバルゲートウェイ

Information

書籍「グローバルWebサイト&アプリのススメ」

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」より、グローバルサイトWebサイト運用に関する記事を翻訳してお届けします。

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