イベントレポート:「enXross 3rd」に参加しました
エグゼクティブエディター 上原2025年9月29日、東京ドームシティのシアターGロッソで開催された「enXross 3rd」を観覧しました。こちらは株式会社東京ドーム様が主催し、「エンターテインメント×テクノロジー(エンタメテック)」の人材発掘やアイデア創出、著名人・有識者による発信などを通じて、新しい感動体験づくりに挑戦しているイベントです。私たちミツエーリンクスは、本イベントに協賛しています。

上から2段目右から2列目にあるミツエーリンクスのロゴ
enXrossとは?
「enXross」は、"エンターテインメントとイノベーションの交差点"をコンセプトに、エンターテインメントと異分野のクロスオーバーを通じて、新しい価値の創出を目的としたイベントです。2023年にプロジェクトがスタートし、今年で3回目を迎えました。そして本イベント内で、最新のテクノロジーを活用して東京ドームシティの「エンタメ体験」をアップデートするビジネスアイデアを集めたコンテスト、「enXross AWARD 2025」が開催されました。
当日のプログラムは?
まずは、株式会社東京ドーム 代表取締役会長 CEOの北原義一氏から、開会のあいさつがありました。ポップないでたちで「enXross 3rd」への熱い思いを語る姿は、とても印象的でした。

株式会社東京ドーム 代表取締役会長 CEO 北原義一 氏
次に「enXross AWARD 2025」の最終審査が行われました。10組に絞られたファイナリストの各グループが、6分間のプレゼンテーションで革新的なアイデアを披露。どれも魅力的なアイデアばかりで、いずれのプレゼンテーションも「もっと聞きたい」「早く実用化してほしい」と思わせるものでした。
また、プレゼンテーションの合間には、先端技術やクリエイティブの界隈でプレゼンスを高めている審査員の方々が、トークセッションを行いました。日常会話のような掛け合いで、興味深いテクノロジーの最新情報をたくさんお話しいただきました。

トークセッションの様子
そして、審査員が10チームのプレゼンテーションを審査しているあいだに、特別講演として芸人・絵本作家の西野亮廣氏が登壇しました。75分という比較的長めの講演時間でしたが決して緩むことなく、自身の体験から語られるノウハウは本当に有益なものばかりでした。
イベントの最終盤には「enXross AWARD 2025」の最終審査結果の発表がありました。パートナー特別賞や、イベント参加者の投票によるオーディエンス特別賞、優良賞、優秀賞と次々発表されていきます。そして、栄えある最優秀賞に選ばれたのは、ブロックチェーンとAIを活用したライブ・エンタテインメント向けデータ・金融インフラ「PLVR」を発表したアメリカと香港をベースに活動しているチームで、賞金はなんと300万円でした!

最優秀賞を受賞したPLVRチームとプレゼンターの記念撮影
今回「enXross AWARD 2025」ファイナリストのプレゼンテーションを見て、総じて「体験型エンターテインメント」と「最新テクノロジー」の融合が生み出す未来に期待を抱かせる内容でした。ワクワクするようなアイデアの一端に触れることができ、とても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。