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テックラウンジBlog

ミツエーリンクス社内で催されているイベント「テックラウンジ」の模様をお届けします。

テックラウンジは所属部署に関係なく、みんなで教えあって楽しくスキルアップすることが目的のイベントです。

Vol.63(8月9日開催)

UI開発者 宇賀

8月9日に開催されたテックラウンジVol.63の様子をご紹介します。

今回テーマは「なんだろな アクセシブルって なんだろな」です。

登壇者の方々から、これまで関わった案件や自身が気をつけていることなどのアクセシビリティにまつわるお話を聞く会となりました。

品管でのチェックポイント

最初の登壇者は普段納品物の検品を行っている品質管理部の方でした。アクセシビリティの項目を検品する際に、頻出する指摘事項や具体的なチェック方法を事例とともに紹介してくださいました。実際に登壇者の方が使っているという「間違った使われ方をしやすい文字列を検出するための正規表現」なども共有され、参加者の皆さんもよりいっそう細かい自己検品ができるようになったのではないかと思います。

アクセシビリティマン Vs インビジブルマン

次にお話をしてくださったのは、UI開発者の方です。インビジブルデザインという概念と絡めたアクセシビリティへのアプローチを紹介してくださいました。インビジブルデザインとは、よいデザインほどユーザーに気づかれないものである(逆に、文字サイズが大きすぎる、小さすぎるとユーザーに思われた場合よいデザインとはいえない)といった考え方だそう。WCAG 2.0の中には「明確なビジュアル」「シンプルなユーザーフロー」「ユーザーのミスに寛大」などを求める項目があります。そのことからユーザーにとって理解しやすい、使いやすいこともアクセシビリティには含まれるということがわかりますが、アクセシビリティをインビジブルデザインの考え方とあわせることで、よりユーザーがストレスなく利用できるアクセシブルなWebコンテンツが制作できるのではないかとお話を聞いて感じました。

うちのリモコン

最後に、UIデザイナーの方のお話です。WebアクセシビリティにはWCAG 2.0がありますが、ガイドラインはあくまでもガイドラインであるということを忘れてはならないというお話でした。自宅に届いた新しいエアコンのリモコンとご家族との相性が悪く、残念ながら使い方がわかりにくいという印象を持ったそう。そのリモコンはすべての情報が閲覧でき、必要な操作が可能ではありました。しかし、使い勝手は悪く感じたとのこと。そこで大切なのは、ガイドラインを満たすだけにとどまらず、アクセシブルであることを前提としながらその先に踏み込んでデザインを考えることだそうです。最近話題のインクルーシブデザインという言葉がありますが、Webコンテンツにおいても実際のユーザーを中心に考え、体験価値も考慮した設計をする考え方は大切にしていきたいですね。

Mitsue Tech Lounge::after

テックラウンジの後は、その日のテックラウンジへの感想や意見、その他自由な話題で盛り上がり、部署を超えての交流を図るイベント「Mitsue Tech Lounge::after」を行います。

今回は、お題カードを用意してそのお題に沿った座談会を行いました。今まであやふやだったことや、知らなかったことの発見につながる有意義な場となりました。今後の::afterにも期待が高まりますね!

次回のテックラウンジは10月開催となります。次回もお楽しみに!