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UX Blog

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UXデザインと定量データ分析の組み合わせに関するトレンド

UXエバンジェリスト 金山

最近観たテレビ番組でマラソン用シューズの開発をテーマにしたドラマがあります。脚に負担が少ないシューズを老舗の足袋(たび)屋さんが社運を賭けて開発するお話です。経営者・職人・ランナーが苦難を乗り越えて行く様子に、つい感情移入して観てしまいます。

シューズの開発はソール(靴底)の硬さを調整できず実用化間近でつまずきます。しかし、ゴール(脚に負担が少ないマラソンシューズ)を目指して試行錯誤することで、温度が影響することに気づきます。本記事執筆時点で未完成ですが、ハッピーエンドを期待しています。

試作品を試して改良することの繰り返し(所謂PDCAサイクル)において、目標の数値化は重要です。新シューズのソール開発で言えば、ソールに適した硬度を定めることです。さらに、目標を実現するための構成要素を明らかにして、すべてクリアしていくのです。

UXとグロースハック

紹介したテレビドラマの例は典型的なモノづくりの世界の話ですが、Webの世界においては、PDCAサイクルを回すことに加え、スピードも求められます。最近流行りの言葉で言うと「グロースハック」が該当します。

従来、UXデザインの取り組みは、調査・企画などの上流工程に重きが置かれていましたが、近年、グロースハックに代表されるように定量化により効果を測りながらスピーディーにPDCAを回す方向にシフトしてきています。事実、以下に示すようにUXデザインと定量データの分析を組み合わせた研修や記事が増えてきています。

Nielsen Norman Group
User Experience Magazine [September, 2017]

自分の調査結果のビジネスケースの効果的な提示方法を学ぶUX専門家は、あまりにも少ない。21世紀のメトリクスモデルは4つのレベルで構成される。レベル1は収益などのフィナンシャル・メトリクス、レベル2はアクティブユーザーなどのエンタープライズ・メトリクス、レベル3はA/Bテスト・メトリクスなどのプロダクト・メトリクス、レベル4はSUPR-Qや使いやすさなどのプリローンチ・メトリクスである。これらのメトリクスを一つのレベルから次のレベルへとつなげていくことにより、プリローンチ段階のUXデータの有用性を明確に示すことができる。

※SUPR-Q:Standardized Universal Percentile Rank Questionnaire

UXグロースハックに関する当社セミナー紹介

2017年11月17日(金)、当社オフィスで「UXデザインと効果検証の実践方法」を開催します。新しいサービスである「UXグロースハック」をご紹介しながら、体験シナリオと指標の策定やモニタリングとデザイン改善など、具体的な内容を解説いたします。ご興味を持たれた方は、ぜひお申し込みください。