Globaliaのサイトが示す、グローバルゲートウェイがヘッダーにあるべき理由

(この記事は、2018年7月2日に公開された記事「Globalia illustrates why your global gateway should be in the header」の日本語訳です。)

Globaliaはスペインの大手旅行会社であり、10あまりあるブランドを通じての総売上高は35億ユーロに及びます。

最近、同社のグローバルサイトを訪れた私は、トップページに私の母語で書かれた情報が見当たらないことに気づきました。驚くに値しませんが、そのページはスペイン語版がデフォルトになっていたのです。そこで私は、英語版へのリンクを探すことにしました。

まずヘッダーを探しましたが、見当たりません。ツイてませんね。

Globaliaのサイトのヘッダー

次いで私はフッターに目を移し、ひどく小さな文字で書かれた「English version」へのリンクを見つけました。

Globaliaのサイトのフッター

明らかに、これは「グローバルゲートウェイ」を置くのに最もふさわしい場所ではありません。たとえそのゲートウェイが、単純な別の言語版へのリンクであったとしてもです。検索あるいはスクロールといった、本来であれば不要な行為をユーザーに強制することの無いよう、言語や地域に関するリンクは常にヘッダーにあるべきでしょう。

Globaliaは、子会社のAirEuropaを見習うことができたはずです。AirEuropaのサイトでは、グローバルゲートウェイはちゃんとヘッダーに位置しており、以下のスクリーンショットにあるように、一般的な地球のアイコンを用いています:

AirEuropaのサイトのグローバルゲートウェイ

あまりに多くのグローバルサイトで、トップページがデフォルトで英語版に設定されているため、Globaliaのサイトはアメリカにある多国籍企業の多くにとっては有用な事例であると思います。アメリカ国内においては、どんな企業であってもグローバルサイトのトップページは英語版であるべき、などと考えられがちです。それは大抵の多国籍企業にとって当てはまることですが、最も優れた企業であればどんな言語であれ、ユーザーの好みの言語でもって出迎えることでしょう。

Webサイトのローカライゼーションにおいては、単にサポート言語の数のみならず、それが何語であれ、顧客にとっても最も重要な言語をサポートしているかどうかが問われます。そして言語に投資するならば、グローバルゲートウェイをフッターに追いやってユーザーを惑わせるようなことはしてはいけません。

より詳しくは書籍『Think Outside the Country(日本語版タイトルは「グローバルWebサイト&アプリのススメ」)』や2018年版Webグローバリゼーション・レポートカード(無料サンプルがご利用になれます)をご活用ください。

Information

書籍「グローバルWebサイト&アプリのススメ」

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」より、グローバルサイトWebサイト運用に関する記事を翻訳してお届けします。

ミツエーリンクスのグローバルWebサイトソリューション

グローバルビジネスを支えるWebサイトにグローバルスタンダードな品質を提供する、各種サービスをご紹介します。