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「Global by Design」日本語版

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」の記事を翻訳してお届けします。翻訳の正確性は保証いたしかねますので、必要に応じ原文を参照ください。

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コンシューマー向けテクノロジー企業で2017年、最も優れたグローバルWebサイトを運営していたのはMicrosoft

(この記事は、2017年6月11日に公開された記事「Microsoft: The best global consumer technology website of 2017」の日本語訳です。)

2017年版Webグローバリゼーション・レポート・カードに向け、次に挙げるコンシューマー向けテクノロジー企業のWebサイトを調査しました:

今年、MicrosoftAdobeが同点首位となりましたが、サポート言語数ではMicrosoftの方が優っていました。両社に加えNikonの都合3社は、業界を問わない総合順位においてもトップ25にランクインしています。Microsoftは、43言語(アメリカ英語を含まない)でこのカテゴリーを先導しています。同社のデザインはグローバルで一貫しており、以下にドイツ向けのホームページの画面キャプチャを示します:

ドイツ向けのMicrosoftのWebサイト

Microsoftは緩く関連したブランドからなる複合企業であり、その点がWebサイトの構造にチャレンジをもたらしています。あなたなら、自社がMicrosoftのエコシステムの一部を成していることを、サイトの訪問者に対してどのように知らせるでしょう?2階層のナビゲーション構造は、クリーンで軽量なソリューションであり、親ブランドの傘下にありながら独立した異なるブランドを数多くサポートする企業にとって、大抵うまく機能するものです。以下に示すのはSurface、Office、Windowsそれぞれのヘッダーです:

Surface、Office、Windowsそれぞれのヘッダー

Microsoftのグローバル・ゲートウェイはユニバーサルで、それはつまりそれぞれの国または地域へのリンクラベルは、それぞれの現地語で適切に表示されていることを意味します。このゲートウェイはブランドごとに手が加えられていて、例えばSurfaceのそれを以下に示します:

Microsoftのグローバル・ゲートウェイ

改善が求められる点が一つあって、グローバル・ゲートウェイへのリンクはフッターよりヘッダーに位置させた方が(そしてこの地球のアイコンはもっと一般的なものに差し替えた方が)良いでしょう:

Microsoftのグローバル・ゲートウェイへのリンクにあるアイコン

Adobe

Adobeは昨年、34言語のサポートを維持しました。Adobeはまた、グローバルで一貫したテンプレートを使用し続けており、それはモバイルフレンドリーでもあります。ローカライズ版のWebサイトの存在を訪問者に親切に知らせるために、Adobeはジオロケーションをとてもうまく活用しています。以下に示すのは、フランスからの訪問者がwww.adobe.comにアクセスした際、フランス向けWebサイトが利用できることを知らせつつ、.comのサイトも継続して利用できるようにしている様子です。

フランスからの訪問者がwww.adobe.comにアクセスした際に目にするアラートダイアログ

このやり方は、ユーザーに権限を残している点で分別があります。結局のところ、訪問者の多くは実際は.comサイトを利用し続けたいかもしれず、ユーザーの意向を尊重するのは重要なことです。

Appleはどうでしょう?

Appleは昨年ちょっとした、しかし重要な言語をサポート言語に加えました。アラビア語です。同社のWebサイトは目下、34言語をサポートしていますが、ヘブライ語セルビア語スロヴェニア語といった、より多くの言語をサポートすべきだと私は思います。以下の画面キャプチャに示すのは、アラブ首長国連邦向けにアラビア語で作られた新しいサイトです:

アラブ首長国連邦向けにアラビア語で作られたAppleのWebサイト

Appleは先週、そのデザインに手を加えたのですが、残念なことにグローバル・ゲートウェイはフッターに隠されたままとなっています:

AppleのWebサイトのフッター

さらに残念なことに、そのゲートウェイメニューは国旗に頼り続けています。

Appleのゲートウェイメニューに見られる国旗

私はもう何年ものあいだ、Appleに対して国旗を使うことを止めるよう説得をしてきました。理由は、過去の記事「Appleのグローバル・ゲートウェイに見る、国旗を載せるべきではない理由」でお読みになれます。遠くない将来、何らかの動きが見られることを期待したいと思います。

Webサイトのグローバル対応に関するベストプラクティスについて、より詳しくは2017年版Webグローバリゼーション・レポート・カードをご利用ください。

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